家づくり HOUSE

あなたの思いを形に。住むほどに愛着がわく完全注文住宅。

注文住宅

はぐくみの木の家では、住まいの一番いい場所にリビングを設置します。そこから、キッチンを中心とした回遊式の動線やリビング階段、家族のつながりを感じられる間取りなど、お客様の生活スタイルに合わせてプランを練っていく「完全注文住宅」です。
2階につながる吹き抜けや室内物干し、将来間仕切りできる子ども部屋、廊下の少ない間取り、スキップフロアの遊び心、薪ストーブ。どれもコミュニケーションを大切にし、住む人が快適に過ごすための工夫。長く住む家だからこそ、細かい部分までこだわりたいですよね。
ご家族のワクワクがたくさん詰まったわが家は、きっと住むほどに愛着がわくはずです。

パッシブデザインの家とは?

住まいづくりを考える時、「暖かい家がいい」「明るい日が入る家がいい」「省エネの家がいい」など考えて、夢が膨らみます。そんななか、たまにそんなことを無視したような家を見かけます。

  • せっかく日当たりのいい南道路に面している敷地なのに、なぜ東向きに建っているのだろう?午後には、日が入らない家…
    間取り優先で無理矢理向きを変えて敷地に押し込んだ感じです。
  • 南側に大きな家があり日当たりが悪い条件なのに、日差しを取り込む工夫がなく、日を取り込める方角に窓が少ない家…
    室内がいつも暗いだろうな。
  • 敷地がゆったりしているのに家を建てた以外の敷地は、すべてコンクリート。草むしりの手間はいらないが、通りから丸見えで常にカーテンを閉めている。
    夏は、照り返しと夜はコンクリートに蓄熱した熱であついだろうな。

はぐくみの木の家の目指す住まいづくりはパッシブデザインを取り入れた間取りが基本、1年を通じて小さいエネルギーで心地よく暮らせる住まいです。寒い、暑い、風通しが悪い、暗いといったストレスから解放され、できるだけ設備に頼らない、光熱費の負担が小さく、四季を感じることのできる住まいづくりを目指します。

パッシブデザインを取り入れた間取り

パッシブデザインの間取りを考えてみよう

  • 冬・暖かい住まいをデザインする

    暖かさを実現するには、建物の中の熱を逃がさず、しっかりと守ることです。つまり、建物全体の「保温性能」を上げることが何より重要です。そのため、屋根・壁・床・窓の断熱仕様を考え、一定以上の気密性能の確保します。
    次にできるだけ、たくさんの日射(太陽熱)を採り入れることです。太陽熱で暖められた部屋は心地よさが格別です。例えば、冬の日差しが出ているときに車に乗ると、ぽかぽかと暖かい。
    更に、蓄熱性を上げると効果がより大きいです。
    いわゆる高断熱・高気密住宅とは、パッシブデザイン住宅の最大の違いは建物の性能の向上だけを求めるのではなく、日射や蓄熱のことを考えながら設計に向かうところです。

  • 夏・すずしい住まいをデザインする

    夏の日差しは強烈です。その強い日差しをできるだけ室内に入れないかが重要です。これが考慮しないと、どうしてもエアコンに頼る住まいになっています。そのため、庇や軒を深く出したり、日よけの効果が高い物(すだれ・よしず)を窓まわりに設置することがポイントです。また、大きなリビングの窓の近くに落葉樹などを植え、夏の木陰をつくり、木陰を風が抜けるようにするのも大事です。
    もう一つは風通しです。敷地にふく風向きを把握し建物の中で風の流れを考え、窓の配置や大きさを決めることが重要です。また、扉を引き戸を使うこともポイントです。ドアと違い、開けて開放することで風を通しやすくできます。風通しは夏だけでなく、春、秋といった季節での心地良さにもつながります。

  • 明るい住まいをデザインするには自然光が大事

    明るい住まいを作るには、窓を大きくしたり、たくさん設ければいいと思いますが、その反面、冬には熱が逃げやすく、夏には、日が入りやすい、冬寒く、夏暑い建物になってしまいます。
    外観のバランス・方位・採光などバランスを考えて、各部屋に自然な光が入るようにデザインを考えることが大事です。
    例えば、吹き抜けを設けて2階から光を採り入れたり、内部建具をガラス戸にして光を届くようにしたり、白い壁に反射した光を利用したり、設計上の工夫が必要なのです。

パッシブデザインを取り入れた設計

住まい手を知る

住まいづくりは、そこに住むご家族がどのような家族構成で、どんな暮らし方をしたいのかを、つくり手が知ることから始まります。家族がはぐくむ新しい住まいで、どのような暮らし方をしたいのかが大事です。こうした理由から、設計を始める前に、日常どんな生活を送っているか週末の過ごし方、家族ひとりひとりの日常習慣・趣味など、いろいろな視点から、詳しくヒアリングをさせていただきます。時には、長時間になる場合がありますが、この時間こそが重要なポイントです。決して簡単に済ませることはできません。
住まい手と作り手が共にイメージを共有し、それによって10年、20年後も住み心地の良い住まいができると考えています。

楽しい住まいづくりの第一歩

敷地を間取る

住まいづくりには、建物を建てる敷地を知らなくてはいけません。プランを考える前にまず、敷地に立って日の入り方、風の通り近隣の建物の位置や窓の位置、周りに見える風景、聞こえる音などを確認します。また、将来変化しそうな周辺環境を予測していきます。こうして集めた情報をもとに敷地全体から住まいの形を考え、敷地を間取り、配置計画をたてて建物のプランを描いていきます。また、敷地、建物だけでなく、庭の計画も考えていくことが大事です。庭は、木の種類、大きさ、配置を計画すると、日差しや視線といった外とのつながりを調整します。生活の中で身近に自然を感じることの場にもなり、安らぎを感じることができます。

敷地を間取る
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