『薪ストーブと暮らす住まい』 / 仙台市若林区荒井　K様邸

生活リズムが違う家族。家族がそろって暮らしを愉しむのはもちろんだけど、それぞれが居心地良く暮らせる

自然素材の家づくりを計画されており、譲れないものが一つありました。【薪ストーブ】です。ご主人の熱いご要望で設置が決定。ご自身は仕事の傍ら野菜を育てたり、干し柿をつくったり、自然の中にいることが多い方で、ストーブの燃料もご自分で調達する予定です。薪ストーブを軸に吹き抜けや風の流れを考え家が温かくなるように計画。吹抜けは有効に利用できる様、大きい窓を設置したため、光が降り注いできます。

１階 ●リビング・ダイニング…吹抜けからの陽当たりの良さが魅力。 ●キッチン…作業台を設置して作業スペースを広く、収納力もアップさせています。●家事室...キッチンの隣にあり、冷蔵庫も隠します。奥さん曰く「籠って出てこなくなりそう」 なくらいの広さです。●洗面室…収納を充実させ、洗面台は木のキャビネットに水はね防止にタイルを。 ●和室…リビングダイニング隣。ごろんとする場所。ご家族が来られたらこちらで過ごす予定です。

２階 ●寝室…ライフスタイルが異なる建て主ご家族。空間は大きくとりご夫婦別の空間を作り、中央にはWICを作りまじ切っています。●子供部屋…必要なものは壁の面積。趣味に使うため施工中は何度も部屋のイメージをされていました。●フリースペース…吹抜けがあり光がたくさん入り込む場所。作り付けの机の上にはペンダントライトが下がっています。薪ストーブの暖かさはここが一番効果がありそう。空気は回るようシーリングファンが付いています。

小屋裏●19畳の広い空間。階段で東西に分かれており、片方はご主人・もう片方はお子さんが使うようです。